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スライダー(引き手)を変えれば、ファスナーの印象が変わります!スライダー人気ランキング!!

ApparelX News編集部のヤマヨシです。

国内シェアNO.1ファスナー、YKKのファスナーのスライダーを変えることが出来ることはご存知でしょうか。
スライダーを変えるとファスナーの印象もガラッと変わって、洋服との統一感も増します。
今回はYKKで展開されているスライダーの紹介します。

また、ボタンメーカーと言えば、アイリスが思い浮かぶ方も多いかと思いますが、アイリスから展開されているスライダーの人気ランキングを紹介します。

 

スライダーの変更方法

通常、スライダーの指定をしない場合は、DAという標準的なスライダーが付いた状態で生産され、出荷されます。

DA

最も世界で出回っているスライダーなのではないでしょうか?YKKのロゴが刻印がされ、安心感がありますね。
ただデザイナーの方の中には、YKKのロゴが刻印されているのが逆に・・・・という方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな方は、YKKの他のスライダーを選んでみるのもよいかもしれません。方法は注文書の備考や品番の横にスライダーの品番を記入するだけです。
YKKが展開しているスライダーはかなりの種類があり、コイル・ビスロン・メタルそれぞれで固有の品番がつけられ、メッキカラーも豊富です。
詳しくはアパレル資材BtoBサイトApparelXのファスナーページでご覧いただけます。また、YKKのHPでカタログがダウンロードできますので、ご確認ください。

 

それでは、YKKのスライダーで人気のあるスライダーをいくつかご紹介します。

 

DA8DHR9

DA8DHR9

引手がシャープな印象で、ミリタリー調の洋服に合うデザインです。

 

DA8DDH

DA8DDH

大きめの引手でブルゾンに使用されることが多いです。

 

DA8LH

DA8LH

引手部分が小さく、コードなどを付けて、引きやすくするためのデザインになります。

 

一部のスライダーの特徴をお伝えしましたが、それぞれの特徴はあれど、最後はやはり好みで決められることが多いですね。

 

CAとZAについて

CAとZAは引手部分がついていないスライダーになります。引き手部分は後付することができるようになっており、様々なメーカーの引手と組み合わせることができます。

CA

CA CA

 

ZA
ZAZA

CAとZAの違いは根本から引き手をつけられるか、つけられないかの違いです。
様々なメーカーから引き手はだされていますが、CAにつけられるか、ZAにつけられるかの仕様が決められているので、注文時は注意が必要です。

 

そんなCA、ZAスライダーにつけることが出来る引き手を多くのバリエーションを展開しているのが、ボタンメーカーとして有名なアイリスです。
アイリスでは引手を「ファスナーポイント」という商品名にしています。

 

アイリスの引き手(ファスナーポイント)

アイリスの引き手のカタログはアパレル資材BtoBサイトApparelXまたは、アイリスHPよりご確認いただけます。
バリエーション・カラー展開ともに豊富で、サンプルから量産まで幅広く対応しています。
そんなアイリスの引き手の人気ランキングをご紹介します。

アイリス人気ランキング

第3位・・・AB7438N(C/#N)


洋服の邪魔をしないシンプルなデザインで、サイズ展開が3サイズあり、アイテムによって使い分けが可能です。

 

第2位・・・AB7653N(C/#AG)


こちらも洋服の邪魔をしないシンプルなデザインになっており、ブランド名などのロゴを入れて使用することが多いです。

 

第1位・・・AB7440N(C/#G)

AB7440N
2017年から人気のリング状のデザインで、シーズン問わず使われており、下の部分にロゴ入れできるのも人気の理由です。

 

番外編

今一番人気のある商品ではなく、注目度の高い商品もご紹介します。

 

AXP5746

ファスナーポイント
人気ランキング第1位のAB7440Nをよりスッキリさせたデザインになっており、多くのコレクションブランドではこちらのファスナーポイントを使用しています。

 

スリムタイプ引き手


昨今取り入れられているスポーツMIXを意識したファスナーポイントです。
「シンプル」「軽量」というキーワードにもマッチしており、密かな人気を集めています。
コードには流行素材の反射糸を使用しています。

 

まとめ

決して洋服の主役にはなれないファスナーですが、スライダーや引き手にこだわることで、洋服のデザインの統一感やコンセプトが一層引き締まることがあります。
ロゴ入れをすることによって、ブランド力を高めたりすることもできますね。是非一度カタログを見て、ぴったりなスライダーを見つけてみてください。

 

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