今回はパンツやスカートの前カンについて紹介します。
ズボンやスカートのフロント部分やサイド部分の留め具として使われる前カン。「かぎホック」とも呼ばれますよね。
メンズ、レディースとも、デザインや機能が異なるものが多く世にだされています。
縫製工場が手配して服につけるパターンもありますね。ただ様々なタイプがあるので、是非一度見てみてください。
左からシングルタイプのシングル前カン、ダブルタイプのダブル前カン、サイズ調整可能な三段前カンとなっています。
基本的にはベルト巾が狭い場合は、シングル前カン、巾が広ければ、ダブルが選ばれることが多いです。三段前カンなどは制服など着ている間に体型が変わることがある場合、選ばれています。
デザイン的に巾ベルト巾が広くとも、シングル前カンを縦に2つ並べて縫い付けて使用する人もいます。
つける前カンのサイズが決まったら、あとはデザインで気に入ったものを選ぶだけです。
縫込み前カンは2つ組ですが、打ち込み前カンはドットボタンのように4つ組のパーツを専用の機械で打ち込んで前カンにします。
強度が増すという面もありますが、今では、デザイン性で選ぶ人が多いです。
最近はファストファッションでもほとんど打ち込み前カンなのではないでしょうか。
ただ、縫製工場によってはそもそも打ち込みできるプレス機がない場合があり、縫い付け前カンになるケースも多いようです。
写真:上ニッケル色、下ブラックニッケル色
基本的に金属なので、メッキ加工がされてますが、定番色はニッケル色(シルバー色)かブラックニッケル色で、メーカーや、副資材商社も在庫をもっています。
他のメッキを掛ける場合は、メッキ加工代金やロットがかかってしまうことが多く、とくにロットについては多くのアパレルメーカーが定番外メッキに対して尻込みしています。
そんな中、株式会社オークラ商事はアパレルメーカーからの要望に応え、自社オリジナルメッキ加工を施したゴールド前カンを作りました。
表からは見えないものの、ファスナーのエレメントカラーや、他の付属のゴールドパーツと色合いを合わせることができ、よりこだわりの服になること間違いなしです。
丁寧に仕上げたメッキ加工をした輝きを是非一度ご覧ください。もちろん検針対応です。
前カンをお探しの方は多くの種類の前カンを取り揃えているアパレル資材BtoBサイトApparelXへ!