ApparelX News編集部のヤマヨシです。
最近は裏地のないジャケットが増えてきました。デザイン的にフォーマルに見えすぎないように裏地を抜く場合もあります。特に安い服は縫製の手間の省力化により裏地がない事も多いですよね。
今回はこ再度、裏地は必要なのか?という問いを考えていきたいと思います。
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裏地をつけることによって、着たり、脱いだりすることが楽になり、動きを拘束しません。
直接肌に触れても、肌に優しい素材の裏地もあります。
実際、ジャケットに腕を通したさいに、すべりが悪いと破れてしまうんじゃないかという
気がしてしまいますね。
裏地は服の顔とも言える表地の風合いを保つことができます。
一つの季節着ただけでクタクタになってしまうのではなく、いつまでも
シルエットを保ってくれれば、長く着ることも可能になります。
湿度が低い冬などは静電気がとても発生しやすくなります。静電気は健康に
影響を与えるともいいますが、単純に痛いので、嫌ですよね。
制電性の機能を担うのも実は裏地の重要な項目の一つです。
雨の日や風の日などで服の表部分が汚れてしまうこともありますが、
汚れは外部だけではありません。
体からの汚れが表地に移行し、黄ばみになってしまうこともあります。
裏地があることによって、表地を保護し、型崩れをしづらくさせます。
夏のジャケットなどは裏地がないものが多く出回っていますが、
実は裏地があったほうがムレにくいこともあります。
特にムレ感は裏地の素材や種類によっても大きく違います。
もちろんアンコンジャケットや見た目で涼しげな裏地なしの服が多く出回るようになりましたが、
裏地によっても他とは違うクオリティを演出することができるようですね。
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